* * * * *きゃしなふ 便り* * * * *
↑島の花の中で最も香りが好きなクロツグの花が咲き、車を走らせると島中芳しい香りに充たされていました。
↑なんか良い匂いがする〜と思ったらプルメリアさんが咲いていました。黄色のプルメリアも好きだけど、ピンクもかわゆいのです。
↑暑〜〜〜い昼下がり。フウリンブッソウゲが風に揺れていた。その様子がなんとも涼やかでした。
雨がほとんど降らなかった梅雨も明け(しかも平年より10日くらい早い!)、あっという間に6月も下旬です。奄美大島といえば、『雨の多い島』で、梅雨なんて5〜6月いっぱい雨!って感じなのに。今年は全然様子が違うので、なんだか怖いですね。夏どうなるのかしら、、、。そんなことを思いながら、このお便りを書いています。
この時期は毎年記憶がなかったりしますが、今年はそれが一段と酷い^^; 写真で振り返ることにします。
↑パッションフルーツ 畑の様子。だいぶ収穫が進んできました。今半分くらい収穫が終わった感じですかね。今シーズンは香りが強め?なのか、ビニールハウスから離れた場所でもパッションフルーツ の香りが漂ってきます★
↑ちょっと歩くと、収穫したパッションフルーツ で籠がいっぱいに!畑では果実を採ってはコンテナに並べ、合間に脇芽や収穫の終わった枝を除去したり。あとはとにかく暑いし、風で蒸散も多いから、潅水や栄養補給にも余念がありません。
↑収穫したパッションフルーツの入ったコンテナを選果場に運び計量。この日は140kgの収穫でした。どんどん収穫量が増えてきて、今がピークでしょうかね。今シーズンは1日の開花数が1000個超えの日が長かったから、ピークも長い見込みです。つまり豊作です☆
運び込まれたパッションフルーツ を一個一個きれいに拭きあげ、サイズや品質別に選果していきます。ピカピカになった果実を箱詰めするのですが、これがまたけっこう気を使う作業だったりします。といのも、奄美大島からお届けするので、トラック〜船(場合によっては飛行機)〜トラック。と長旅なのです。なので、「運搬の途中で果実がごろごろ動いたりして傷付かないようにしなきゃ」と、なるべく隙間がないように詰め詰めするのです。果実の間に新聞紙を詰めたてあって、ちょっと見っともないと思われるかも知れませんが、そういった意味合いがありますので、どうかご承知おきくださいませ。
そうですね。6月の写真フォルダーはほぼパッションフルーツ でした( ´^`ゞしょうがないですよね。パッションフルーツ 農家ですからね。
あ、もう一つ6月によく登場した写真がありました!!それは、、、
↑朝、選果場の換気に行くと、近くにこのおチビのハブさんが。どこにいるか分かりましたか?そうなんです。竹の落ち葉とか、色がマッチしすぎてかなりカモフラージュされてますよね!!こんな風にフツーにいらっしゃったりしますから、間違えて踏んづけたりしたら大変!!「いないだろう」ではなく「いてもおかしくないよね〜」と思うことが大事です。
↑こちらは朝一、ちょっとビニールハウスの換気だけしてこよう、と気軽な気持ちでパッションフルーツ 畑に行った時に捕獲したハブさん。そうなんです。6月だけで3匹のハブさんを捕まえました。実は私、ハブさん以外の蛇にはよーーーーーーーーーく遭遇するのですが、こんなにハブさんに遭遇するのは超珍しいこと。「金運でも上がるのかしら!?」とニマニマしたり(笑)(島ではハブは不老長寿や金運アップの神様のように扱われていたりします)。
ま、金運はともかく、ハブは1匹3000円で買い取ってくれますので、もれなく役場へ換金へ♪今回はおチビさんばかりでしたが、『大きかろうが小さかろうが1匹3000円』です。
そうなんです。6月の写真フォルダーにはハブさんもよく登場してました!ま、ヒトより野生動物の方がたくさん生息している我が阿鉄集落ですからね。なんら不思議なことではないですよね。アマミノクロウサギだって、畑にいらっしゃいますから。
なので、もしも奄美大島にいらっしゃる際には、『自然豊かな島=ヒトと野生動物が共に生きてる』ということを頭の片隅にお留めおきくださいね。
↑通勤時間は車で1〜2分な私。その途中で時折通行を阻む物が現れます。この日はアマミノクロウサギさんでした。
それにしても、連日「猛暑」というワードが飛びかってますね。しかも奄美大島より気温の高い地域の方が多かったりします。あんまり暑くてヤになったら、奄美大島に避暑にいらしたらいいですよ!なぁんてね。
なかなか思うようにはいかないですから、美味しいものをいただいて、近場でも涼しいところで休息をとったり、睡眠もしっかりとりながら元気に過ごしましょうね。
2025年6月吉日に きゃしなふ店主
*きゃしなふの血となり肉となってくれた美味しものたち*

↑みきパッション★暑〜い中、ビニールハウスでの作業はけっこう疲れます。そんな時みきパッションをいただくと、本当に蘇ります!大げさでなく。
食欲がない時など奄美大島では「みき飲んで元気出して」と言われます。子どもの頃から親しんでる奄美のソウルフード『みき』甘くてドロッとしていて苦手な人もいるのですが、そこにパッションフルーツ を入れると、なんとも爽やかになって美味しいのです!是非一度は試していただきたいです!!

↑私の半分はみんなの愛でできています。
配達やらであちこち立ち寄ると、その先々でさしいれをいただいたりします。それを口にすることで元気になるのですが、なによりもそのお気持ちに元気やら勇気をいただいています。いと有難し。

↑山形から届いたサクランボ。サクランボも花の時期の冷え込みや、そのあとの高温が影響したりして、厳しい状況とのこと。本当に。パッションフルーツ もそうですが、「こんなこと今までなかったよ」ということが常態化してきてますよね。それでも挫けず、くさらず、課題を乗り越えていきたいものです。
こんな素敵な果物を栽培して届けてくれる農家さんに感謝しつつ大事にいただきます。
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