＊ ＊ ＊ ＊ ＊きゃしなふ 便り＊ ＊ ＊ ＊ ＊
↑ここ最近のパッションフルーツ園の様子。最終組の花と翡翠色の果実が並んでいます。
こんにちは。パッションフルーツの受粉作業にてんてこ舞いな４月を過ごしたきゃしなふです。今シーズンは４万個以上の花に受粉しましたよ！
今期で９作目の作付けとなるのですが、これまで最も咲いた年で３万１千超だったので、今シーズンの花の多さよ！！
あ、もちろんたくさんのお客様にお届けしたいから、収穫量増えるように色々作戦を立ててお世話しているわけで喜ばしいことなんですけどね。
でも3年前から受粉昆虫のクロマルハナバチさんに来てもらうのをやめたので、全てヒトの手受粉！気の抜けない日々でした。ようやく花が最終段階に入り、少しほっとしたところでお便りしているのであります。（色々キャパ小さめな店主ですみません^^;）
花数こそ最多で「お！今年は絶好調！！」と言いたいところですが。。。実はそうとも言い切れないこともありますの(*´^`*)…
こんな風に葉っぱに異常が現れたり、果実に奇形が生じたり、、、。悲しくなることもあったりします。
果実の奇形は３月下旬の冷え込みが原因っぽい。花粉が全く成熟しなかったり、花が咲く時間が変わってしまったり、、、ただでさえたくさんの果実や蕾を付けて負担の多いこの時期に、急な気温の大きな変化があったため、植物体がうまく機能しなくなってしまったことが想定されます。
２０年以上パッションフルーツを栽培している先輩方も「こんなの初めてよ！」とびっくりされていたので、ウチの栽培管理の問題ではないようですが、、、今後同じようなことがあった時に何か対策出来ないか、とこの機会に色々実験してみたりもしました。
↑ある一つの実験。ストーブを焚いたハウスと焚かなかったハウスでその変化を観察しました。思っていた通り、花粉に関しては効果がありました！自分の感じていたことを証明できたようでスッキリしましたーーー！
亜熱帯の気候を利用して自然の気温で栽培している私たち。加温設備などありません。なのでこの実験は冷え込んだからこそ出来た実験でもあります。「ピンチはチャンス☆」って呟いちゃいましたよ（笑）
あと冬は地味に低気圧が多かったりして、弱い台風くらいの風がちょいちょい吹いたりします。（島では北風ボーボーと表現したりします）そうするとビニールハウスにも影響があったりして、風が落ち着いたらメンテナンスに勤しんだり。
風で破かれちゃったビニールの補修やら、風で外されたハウスバンドを付け直したり。こんなことも大事な作業だったりします。
そうだ！せっかくだから、ここのところ受粉作業中に出会った変わり者さんたちを紹介しちゃいます！
例えばこんなのんぶり屋さん、、、
普通は左の写真のように、枝の主枝から近い方（上の方）から花が順々に開花していきます。（写真のように上の方に受粉後膨らんできたチビ果実が連なっていて、下の方に花、その下には蕾、という感じで、上から順々に咲いていくのです。）
たまに一つ飛ばしとかで咲くフライングさんもいますが、、、。でも右側の写真のように、２つも飛ばされてその先の３つ目と一緒に咲くというのんびり屋さんはあまりいません。（のんびりっぷりが誰かさんに似てるーー(￣▽￣)）
↑↑こちらはまぁまぁレアな変わり者さん。蕾って普通は茎からニョキって生えてくるんです。でもこちら茎ではなくってノビーーーって伸びたツルの先っぽに蕾を付けているのです。これはウチの畑ではお初の現象でした（他の農家さんの畑は見かけたことがあります）。ヒトだってたまに変わったことがあったりしますから、パッションフルーツだってそうですよね。
受粉を終え、無事に育ってるパッションフルーツたちは今、翡翠色で美しいですよ☆これから５月下旬にかけてルビー色に色めいてきます。美味しい果実になってもらうようにお世話きばりますね！！
パッションフルーツ園以外では、、、
タンカン畑では花の時期も終盤。タンカンベビーちゃんが誕生しています☆
サワーポメロ園では侵略者たちが！！そう、この時期雨が降って晴れるとタケノコがニョキニョキ現れます。コサンダケというタケノコで柔らかくて美味しいのですが、栽培してるサワーポメロのすぐ近くまでその魔の根を伸ばしてきちゃうから困ったものです。なので、この時期はタケノコとの陣取り合戦の時期でもあります。
スモモもベビーちゃんが☆
先日我が阿鉄集落にも、夏の渡り鳥であるリュウキュウアカショウビンとサンコウチョウがいらっしゃいました。もう季節は初夏。の前に梅雨に突入です。体調など気をつけて、時には休憩しながらきばりましょうね！！
↑夏鳥のリュウキュウアカショウビン。この鳥さんが渡ってきたら、「お、そろそろ梅雨入りかな」と思ったりします。朝夕に爽やかな声を聞かせてくれています☆
2025年４月吉日に きゃしなふ店主
＊きゃしなふの血となり肉となってくれた美味しものたち＊
↑姪っ子が作ったメロンパン。ウチの姪っ子（現在JK）、小さな頃からパンやスイーツなどよく作ってくれるのですが、これがまぁどんどん、どんどん美味しくなってくんです。この日は焼きたてのメロンパンをいただいたのですが、パン屋さんのメロンパンみたいに美味しかったーーー★叔母は超Happyになっちゃいましたとさ。
↑島ニンジンのポタージュ。自分で作るポタージュより洗練されてて美味でしたーー。
普段の食事では三食自炊で、ほぼ一人で食べることが多いです。だから、誰かが思いを込めてく作ってくれたお食事の美味しいことったら☆あと、誰かとおしゃべりして食べると、また美味しいなぁと思うのです。こういう時間も大切ですね。
↑ここ最近のパッションフルーツ園の様子。最終組の花と翡翠色の果実が並んでいます。こんにちは。パッションフルーツの受粉作業にてんてこ舞いな４月を過ごしたきゃしなふです。今シーズンは４万個以上の花に受粉しましたよ！
今期で９作目の作付けとなるのですが、これまで最も咲いた年で３万１千超だったので、今シーズンの花の多さよ！！
あ、もちろんたくさんのお客様にお届けしたいから、収穫量増えるように色々作戦を立ててお世話しているわけで喜ばしいことなんですけどね。
でも3年前から受粉昆虫のクロマルハナバチさんに来てもらうのをやめたので、全てヒトの手受粉！気の抜けない日々でした。ようやく花が最終段階に入り、少しほっとしたところでお便りしているのであります。（色々キャパ小さめな店主ですみません^^;）
花数こそ最多で「お！今年は絶好調！！」と言いたいところですが。。。実はそうとも言い切れないこともありますの(*´^`*)…
こんな風に葉っぱに異常が現れたり、果実に奇形が生じたり、、、。悲しくなることもあったりします。果実の奇形は３月下旬の冷え込みが原因っぽい。花粉が全く成熟しなかったり、花が咲く時間が変わってしまったり、、、ただでさえたくさんの果実や蕾を付けて負担の多いこの時期に、急な気温の大きな変化があったため、植物体がうまく機能しなくなってしまったことが想定されます。
２０年以上パッションフルーツを栽培している先輩方も「こんなの初めてよ！」とびっくりされていたので、ウチの栽培管理の問題ではないようですが、、、今後同じようなことがあった時に何か対策出来ないか、とこの機会に色々実験してみたりもしました。
↑ある一つの実験。ストーブを焚いたハウスと焚かなかったハウスでその変化を観察しました。思っていた通り、花粉に関しては効果がありました！自分の感じていたことを証明できたようでスッキリしましたーーー！亜熱帯の気候を利用して自然の気温で栽培している私たち。加温設備などありません。なのでこの実験は冷え込んだからこそ出来た実験でもあります。「ピンチはチャンス☆」って呟いちゃいましたよ（笑）
あと冬は地味に低気圧が多かったりして、弱い台風くらいの風がちょいちょい吹いたりします。（島では北風ボーボーと表現したりします）そうするとビニールハウスにも影響があったりして、風が落ち着いたらメンテナンスに勤しんだり。
風で破かれちゃったビニールの補修やら、風で外されたハウスバンドを付け直したり。こんなことも大事な作業だったりします。そうだ！せっかくだから、ここのところ受粉作業中に出会った変わり者さんたちを紹介しちゃいます！
例えばこんなのんぶり屋さん、、、
普通は左の写真のように、枝の主枝から近い方（上の方）から花が順々に開花していきます。（写真のように上の方に受粉後膨らんできたチビ果実が連なっていて、下の方に花、その下には蕾、という感じで、上から順々に咲いていくのです。）たまに一つ飛ばしとかで咲くフライングさんもいますが、、、。でも右側の写真のように、２つも飛ばされてその先の３つ目と一緒に咲くというのんびり屋さんはあまりいません。（のんびりっぷりが誰かさんに似てるーー(￣▽￣)）
↑↑こちらはまぁまぁレアな変わり者さん。蕾って普通は茎からニョキって生えてくるんです。でもこちら茎ではなくってノビーーーって伸びたツルの先っぽに蕾を付けているのです。これはウチの畑ではお初の現象でした（他の農家さんの畑は見かけたことがあります）。ヒトだってたまに変わったことがあったりしますから、パッションフルーツだってそうですよね。受粉を終え、無事に育ってるパッションフルーツたちは今、翡翠色で美しいですよ☆これから５月下旬にかけてルビー色に色めいてきます。美味しい果実になってもらうようにお世話きばりますね！！
パッションフルーツ園以外では、、、
タンカン畑では花の時期も終盤。タンカンベビーちゃんが誕生しています☆
サワーポメロ園では侵略者たちが！！そう、この時期雨が降って晴れるとタケノコがニョキニョキ現れます。コサンダケというタケノコで柔らかくて美味しいのですが、栽培してるサワーポメロのすぐ近くまでその魔の根を伸ばしてきちゃうから困ったものです。なので、この時期はタケノコとの陣取り合戦の時期でもあります。
スモモもベビーちゃんが☆先日我が阿鉄集落にも、夏の渡り鳥であるリュウキュウアカショウビンとサンコウチョウがいらっしゃいました。もう季節は初夏。の前に梅雨に突入です。体調など気をつけて、時には休憩しながらきばりましょうね！！
↑夏鳥のリュウキュウアカショウビン。この鳥さんが渡ってきたら、「お、そろそろ梅雨入りかな」と思ったりします。朝夕に爽やかな声を聞かせてくれています☆
2025年４月吉日に きゃしなふ店主
＊きゃしなふの血となり肉となってくれた美味しものたち＊
↑姪っ子が作ったメロンパン。ウチの姪っ子（現在JK）、小さな頃からパンやスイーツなどよく作ってくれるのですが、これがまぁどんどん、どんどん美味しくなってくんです。この日は焼きたてのメロンパンをいただいたのですが、パン屋さんのメロンパンみたいに美味しかったーーー★叔母は超Happyになっちゃいましたとさ。
↑島ニンジンのポタージュ。自分で作るポタージュより洗練されてて美味でしたーー。普段の食事では三食自炊で、ほぼ一人で食べることが多いです。だから、誰かが思いを込めてく作ってくれたお食事の美味しいことったら☆あと、誰かとおしゃべりして食べると、また美味しいなぁと思うのです。こういう時間も大切ですね。
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