* * * * * きゃしなふ 便り * * * * *


サザンカは盛りを迎え、ピンクの絨毯が美しいです☆

ソフトクリーム食べよ♪と思っちゃうほど、暑い日もあったり

「寒ーーい!早くっ早く!」と猫さんにストーブ点火を急かされる朝もあったり

奄美大島でもストーブの上でお芋やらヤカンやらお鍋が並ぶシーズンです!

「ストーブ点けちゃうくらい寒いんだから草が生えない」なぁんてことは、亜熱帯の奄美大島ではもちろんあり得ません!冬だって除草作業は必須です!!あ、草が伸びるスピードは落ちるので、その点は助かりますー。

そしてある日のパッションフルーツ畑にて。パッションフルーツの主枝からマルチシートまで、ガツガツ食べられてた!!こういうことするのは、、、

はい、コイツです!そう、クマネズミさん!もうね、めちゃくちゃ可愛いいんですよ〜。仕草とか声とかも。でもね、でもね、畑では悪さばかりしてくれるので、居て欲しくないですねーーー。トムとジェリーのような追っかけゴッコのすえ捕獲ーーー!そしてカラスたちがたむろする原っぱにリリース(汗)めっちゃ極悪人です私(´・ω・`;)
そして、畑にはまだまだ可愛子ちゃんが居ます。


ワタセジネズミさん(トガリネズミ科ジネズミ属)可愛いでしょーーーー!つぶらなお目目といい、クシュっとした小さいお耳。そしてなにより、皆さまに触っていただきたいくらい素晴らしい手ざわりなんですよ!この子は悪さをしているか??なので、とりあえずお外にリリース(どっかからまた入ってくるだろうけど、、、)このワタセジネズミさんは露地の畑にも生息していますが、その小ささのためかなかなかまじまじと見ることができません。なので、捕獲できた時は本当に嬉しかったです。



12月初旬に植えつけたパッションフルーツたち。ネズミやバッタなどにイジメられながらも、ようやく根が動き始め、落ち着いて伸び始めてくれています。
写真左側は植え付けて1週間くらいの時、右側はそれから2週間くらい経ったパッションフルーツのビフォーアフターです。
植付けたばかりの時の昼間に見ると、こう肩をしょぼんと落としたような元気ない状態のパッションフルーツもいくつか有りました。これはまだ根がしっかり機能しておらず、水分や養分をうまく摂れていない感じです。
こんな時は根ではなく、葉から栄養や水分を与えてあげます。植付けから2週間くらいはけっこう手厚めにこういう作業をしていきます。その甲斐あって根が機能始めると、ムクムク逞しくなってきて右側の写真のようにしっかり胸をはって葉の色も濃くなってくるのです☆


こうなったら、もう安心!!ということで、すかさず海へ♪♪♪
はい!大好きな加計呂麻島へ繰り出しちゃいます♪美しい須子茂ブルーを眺めて、「あ〜これからあそこの豊かな珊瑚の森で泳ぐんだ〜♪」とテンション爆上がりな瞬間に☆


「明日は暖かそうだし、波も良いよーー!」とひと声かかれば、ささっと仕事の段取りをつけて嘉徳ビーチでサーフィンチャレンジ♪ぽかぽか陽気の中、初心者には厳しい感じの波多めだったけど、なんとか立てましたーーー!(生まれたての仔牛よりヘロヘロでした 笑)


ある日の嘉徳ビーチ。左側は海で、真ん中に砂洲があって右側は川です。
嘉徳の素晴らしいポイントとして、「山から川、そして海へ。自然の流れを妨げる物がなく繋がっている」という稀有なポイントも挙げられます。なので、海で散々もみくちゃになった後、川へそのまま移動して清らかな流れに身をまかせてサーフボードで川をたゆたう、なんて素晴らしい時間も過ごせるのです。こんな素晴らしい環境に感謝するとともに、次の世代へも遺したいなぁと思うのです。





そしてたまには街へ♪

『ハーリングが見た軍政下の奄美』展へ行ってきました。
実は奄美大島ってアメリカに統治されていた時代があるんですよ。島の先輩たちが日本への復帰運動に奮闘してくださったお陰で、1946年のアメリカ統治から8年(1953年)で日本に返還されたのです。
そのアメリカ統治下にある時代の奄美大島を記録したカラー写真が発見され、今回その写真を纏めたオックスフォード大学のシャーロット先生が中心となって、写真展と講演を企画してくださいました。
カラー写真を見て驚いたのは、アメリカ統治下であるのに、「子供たちの表情が明るい!大人たちも活気溢れてる!」です。あとは「海岸線が全然違う!」ですね。
ご講演では『アメリカ軍は実は、山ばかりの奄美を早く日本に返したかった』という事実が判明!今までの文献などでは『アメリカ軍は奄美の日本返還に対して消極的』となっていましたが、それは実は建前だったようで、ハーリングさんの手記や手紙などの解明から、そうでは無かったと判ったのです。
そう、そうしたアメリカ軍の意向を汲んだ報告書をハーリングさんが作成してくれた事も、早々に日本へ復帰出来た要因になったんだなぁ、と知ることができました。
日本復帰70年に際し、会場に集った人々と「これからの70年をどんな奄美大島にしていくか」みんなで考えていくことの重要さを共有した会となりました。




2023年も最終段階ですね。「歳を重ねるほど時が過ぎるのが早い」ってよく言われますが、本当に!!あっという間の一年でした。お正月〜夏〜師走くらいのイメージ!!(笑)この調子だとあっという間におばあちゃんですね^^;
皆さまにとってはどんな一年でしたか。私は大雨や台風など自然に対する自分の甘さを感じた苦い一年でした。あと、なんだか自分だけが同じところをぐるぐる回ってて前進していないような感覚も覚えたり。。。

来年はしっかり脱皮できるよう、この年末年始に消化&作戦を立てなきゃ!!とひしひしと思うこの頃です。

お客様には、フルーツたちへのご感想や励ましのメッセージをいただいたり、いつも元気や勇気をいただいております。不甲斐ない店主ですが、お客様に支えていただいてなんとか続けられているのです。もう感謝しかありません。

2024年もどうぞ変わらずよろしくお願い致します。

なお、年末年始は12月29日〜1月5日までお休みをいただいて、1月6日から始動いたします。

なにかと慌ただしい年末年始ですが、温かくして、たまには美しいものを眺めてほっと一息入れたり、大切な人たちと語らったり、美味しい物や美味しいお酒なんかいただいちゃいましょう!
穏やかな新年をお迎えしましょうね☆




2023年12月に  店主manami


私の血となり肉なってくれた美味しいものたち★

↑友人から「グラスフェッド牛の赤身肉を喰らう会するけど来る?」ってお誘いをいただき、もちろん「行くーーー!」と即答して参加!美しいお肉を贅沢に使ったハンバーグから始まり、サーロイン、サーロイン、ロース、と美味しくお料理してくれた素晴らしい肉尽くしをいただきました。一人だいたい500gくらいも!!そんだけ食べたのに全然胃にもたれず、超元気になってしまいました!!おそるべし美味肉☆


↑最近お気に入りの「アーリー・バード」さんのカレー2種盛り☆丁寧に作られたお料理とスパイス使いの素晴らしさに、毎度元気をいただいてます!


↑ふたご座流星群を数えよう!と集った仲間と外メシ♪真っ暗ぐあいが素晴らしい油井岳で美味しいもの食べながら130個以上の流れ星を観察しました☆〃


美味しい!はいつだって元気をくれる。そしてその場にいるみんなを笑顔にしてくれますよね。そんな生産者となれるよう、私もきばります!!

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