・ ・ ・【大切なお知らせ】価格改定について・ ・ ・

いつもきゃしなふ農園を応援していただき、ありがとうございます。



おかげさまで近年は、「香りが違う」「また食べたい」と言ってくださるお客様とのご縁が少しずつ増えてまいりました。


私たちは創業以来、なによりも「香り高く、美味しいこと」を大切に果実を育て、お届けしてまいりました。

そのため、できる限り畑で熟れてもらい、香りや風味が十分にのった状態で収穫できるよう、日々作物と向き合っております。


きゃしなふ農園では、特にパインやドラゴンフルーツなどの価格を、長年据え置く方向で運営してきました。

その間に、あらゆる資材など多くの生産コストが上昇しましたが、できる限りお客様にお届けしやすい価格を維持したいと考えてきたためです。
しかし近年の状況を踏まえ、今後も品質を維持しながら栽培を続けていくために、価格を見直すことに致しました。


これからも「きゃしなふ農園だから食べたい」と思っていただける果実をお届けできるよう努めてまいります。

どうぞよろしくお願い致します。


園主 増 麻那美






* * * * *きゃしなふ 便り* * * * *




いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜例年以上に、怒涛の6月でございました。(あれっ!過去形!?)


はい。だって、2026年の6月は台風6号から始まったんですから。パッションフルーツの収穫がピークに入ろうとしている矢先にやって来た台風チャンミーさん。しかも直撃コース!!!
もうね、迷惑以外のなにものでもない。(←天気のことに文句言う人w)

台風前はできる限り収穫適期の果実を収穫して、船が動いてる間に出荷!そして台風直前には台風養生です。
ハウス補修からはじまり、台風対策。うちのハウスは台風対策強化UPハウスなので、ハウス全体を締め込むことで果実を護りきるかなぁとの判断でした。

だって収穫間近な果実がたくさんハウスの中で育っていますし、楽しみにしてくれてるお客様もいらっしゃる。
だからなんとか果実を護りたかったのです。
そのために出来ることは全てやったつもりです。(「果実を諦めてハウスを護る」という選択肢もありました)





それでも、台風の威力には敵いませんでした。
立地的に風がよく当たる場所であることが大きな要因なのですが。。。(冬の低気圧でもビニール剥がされそうになるくらいなんです、、、)
阿鉄での栽培を始めて6作目ですが、真当たりな台風は初めてでした。
そう、台風チャンミーさんには「この場所では、直撃コースの台風と闘っちゃいけない」ということを学びました。なぜならば、、、






ビニールハウスのビニールを剥がされると、露地状態になってしまうからです。(防虫ネットが全方位にあるので、カラスなどの食害は免れるので、完全な露地ではないですが)
露地状態。
つまり、風雨に晒されまくるわけです。
高畝にしている畝ぎりぎりまで水がきて、畑はまるで川みたいな状態に。
こうなると土はぬかるみ、足を踏み入れるのも難しくなってしまいます。

そしてそれはそのまま、病気や湿度との闘いや、作業中止による損失をもたらすことになるのです。

もしも闘わずにビニールを巻き上げていたら、、、台風通過後の一日で状態は復旧していたのです。
「たら、れば」は言ってもしょうがないのですが、今後のためにしっかり検証しようと思い、台風後の畑や選果でも台風とじっくり向き合った6月でもありました。








こちら台風をのりこえたパッションフルーツたち。(あ、補足ですが、台風6号の後に、実は連続して熱帯低気圧と台風7号もやってきやがりました( i _ i ))


そんな大変な風雨をのりこえても、びっくりするくらい美しい果実もあったり、痛々しい傷を負った果実も。
でもどちらもしっかりと枝にしがみついて完熟まで実ってくれていました。

普通なら大風で大半の果実が地面に落とされてもおかしくないのですが。本当の本当に台風直前まで全果実に収穫袋を被せたことが功を奏していたのだと思います。これには手伝ってくれた家族に大感謝です。
こういった行動もあり、台風後にもなんとか出荷を続けることができました。


でも、なによりも、こんな状況でも、お待ちいただいてくださったお客様がいらっしゃったからお届けできました。
5月にご注文いただいたお客様には、一旦ご注文をキャンセルさせていただいたりも。。。
こちらからのそんなひどい連絡にもかかわらず、、、


「どうかご自身とご家族の安全を最優先に」、

「大切に育てていらして、このタイミングでなんて。ものすごく残念ですが次回を楽しみにしてます。まずはご無事で」、

「収穫直前に被害にあったことを思うと私たちもとっても悲しい。大変だと思いますがどうか皆様ご自愛ください」、

「もしも収穫できる果実がありましたら、傷があってもいいので送って」

と、とにかく皆様、とても温かなお言葉と励ましを届けてくださいました。


その言の葉に、どのくらい元気と勇気をいただいたことか。
お客様のお声に元気をいただくのは、有難いことにいつもなのですが、今回は本当に助けられました。
おかげさまで、目の前にある『できること』一つひとつと向き合うことができたのです。心から感謝いたします。





『畑でも出荷現場でも果実と向き合う』
これはいつもと変わらないことですが、今まで経験したことない風雨に晒されたパッションたち。
そのため今年の選果・出荷には、例年以上に時間がかかりました。
それでも変わらず大切にしてるスタイルもあります。

それは「ちゃんと扱うこと」です。

天候や季節の影響など、ヒトの力ではどうにもならないことも多々あります。でも『収穫した果実を雑に扱わないこと』これは私が放棄しなければ出来ることです。

輸送中に傷まないよう、箱の中で動かないようにきちんと固定すること。

箱を開けたときに、「大事に詰められてきたんだな」と感じてもらえること。





↑お客様からいただいたパッションフルーツとドラゴンフルーツを開梱した際のお写真です。


うちでは梱包の際に新聞紙をたーーっくさん使います。

見た目はちょっと不格好かもしれません。でも、輸送の間に果実がぶつかったり崩れたりしないよう、果実たちをしっかり守るためです。
だって、せっかく美味しく実ってくれたんだもの。できる限り良い状態でお届けしたいじゃないですか!



新聞紙は自由に形を変えられるので、一つひとつの隙間や果実に合わせることができます。
それに、新しい梱包材を買うよりも合理的。 どうせリサイクルされる新聞紙なら、もうひと仕事してもらおう、と(笑)。

そんな折りたたまれた奄美の新聞でも、読むのを毎年楽しみにしてくださるお客様もいらっしゃるので、海や自然の写真、ちょっと面白い記事が見えるように包むのも、密かな楽しみだったりします。


実際に、お客様から「果実がきれいに整列して届きましたよ」と写真付きでメッセージをいただくこともあります。

その言葉は私にとって、とても嬉しいものです。

果実を育てることと同じくらい、果実をきちんと届けることも大事にしたい。それが、私の箱詰めです。




畑の復旧作業、収穫〜出荷、事務処理(滞り気味ですが、、、)、と、雨に左右されながらの作業は、例年以上に時間とエネルギーを使うことになりました。

そんなヘトヘトでクタクタな時(だからこそ?!)でも、奄美大島の自然たちは元気をくれます。




↑台風6号が去り、長雨がようやくやんだ時のお日様の輝きったら☆本当に暖かいし、ホッとしたのを覚えています。



↑選果場での出荷作業がひと段落した時に、ふとあたりがオレンジ色になっていたんです。外に出てみたらこの夕焼け。なにかが心に染み入りました。



↑クタクタのヘトヘトで放心状態になっている時に、ふと誰かに呼ばれた気がして外に出てみたら、こんな素敵な虹がありました。ものすごく素敵なご褒美をいただいた気持ちになったのです。



そして、パッションフルーツをお届けしたお客様から届くメッセージ。



「扉を開けた瞬間、奄美の香りが!こんなにも幸せな気分にしてくださり、本当にありがとうございます」

「台風やら大雨の災害に遭いながらも逞しく育ち熟したパッションフルーツは最高に美味しいです」

「宅配ボックスの外まで良い香りがしていました。早速いただきました。おいしい。涙が出ます」

「今までの印象を変えるほど風味豊かで、甘みと酸味のバランスも良くとてもおいしかったです」

「パッションフルーツ。次元が違いますね。凄まじい香りと酸味と甘みのバランスが秀逸でびっくりしました」

「孫に届いたようです。小1の孫はパッションが好きすぎて、『まな板に滴る果汁まで舐めてた』と小5のお姉ちゃんからチクリが入りました!」

「あまりにおいしくて、一度に9個食べてしまいました。疲労がひどかったのですが、疲労回復に効果があるようです」

・・・...など、たくさんのお声をいただきました。
もう、本当に「農家やっててよかったーーー!!」「完熟果の香りを信じてて良かったーーー!!」、と素直に嬉しかったです。苦しい状況の中でも、お客様のお声がけのおかげで元気に動けております。

皆さま。どうもありがとうございました。



そうそう!このお客様からのお言葉からも、常々思っている『完熟果実の香りは、一線を画する素晴らしさである』ということを再認識いたしました。
この台風から生まれた傷果。カットしてしまえば、中身は完熟の素晴らしい香りと味を楽しめるのに。。。と悔しく思っていたのですが、そのうち「これは、前から気になってたことをやる機会かもしれない」と思いだし、ちょっとした実験をすることにしました。
名付けて『香りの救出作戦2026』




↑傷果をカットしたところの写真。部屋中ものすごく幸せな香りに包まれていました。
実験の結果はまだまだ改良が必要ですが、やはり「枝でしっかり完熟した果実の香りは、本当に特別」という認識をさらに高めました。
なので、香り救出作戦はまだまだ続行してまいります。

余談ですが、、、完熟果の香りって時々事件を起こします。


ある日、運送屋さんの古仁屋営業所から「鎌倉営業所から、「不在で持ち帰った荷物の中が心配です」って電話がありました」とご連絡が。すぐにお受け取り予定のお客様と連絡を取り、箱の中を確認させてもらうことになりました。
選果には十分に気を付けているけれど、何事にも『絶対』はないから、運送屋さんの報告をドキドキして待っていたら、、、。




中の果実は特に傷んだものはなく。。。
はい。ただただ、箱から香りがだだ漏れていて、鎌倉営業所の方々がびっくりしただけでした!ちょっとした異臭事件ですよ(笑)
「きっとそんなことだろう」とは思っていても(実は初めてではない)、しっかり確認できて安心しましたとさ。



そんなこんなで、すっかりパッションフルーツ一色な6月を過ごしておりました。


皆様はどんな6月だったでしょうか。いつの間にやら夏至も過ぎてるし、暑さが本格化してくる頃ですね。
美味しいものいただいて、しっかり眠って、時には大きな声で笑ったりしながら、元気に過ごしましょうね♪




2026年6月吉日に  きゃしなふ店主







* * * ・・・きゃしなふの血となり肉となってくれた美味しものたち・・・ * * *

↑古仁屋の町へ配達に行ったら、おいしいオヤツをいただく楽しみがあります♪
お茶のふじえんさんのパッションきび酢シェイクと、ルアナクレープさんのパッションクレープ。もうね、どちらも元気もらっちゃいますよ!
もちろん使われているパッションはどちらもきゃしなふ農園産!(←手前味噌ですみません)





↑畑のお楽しみはこちら『みきパッション』もうね、暑くてげんなりしそうな時でも、本当に元気になっちゃう!
奄美大島のソウルフードみき×パッションフルーツ☆疲れてる人ほど試していただきたいわ!!





↑あまりのドタバタで「あれ、最後に食事したのいつだっけ?」って事態に陥りがちな私。
そんな私を心配して、家族や親戚、集落のお姉さん、友達、、、いろんな人がさしいれを持ってきてくださいました。
毎回いただいたさしいれの写真を撮っていたのですが、一枚の写真には収まりきれないくらいの数となりました。
テレビCMで「バファリンの半分は優しさでできてる」と言ってましたが、「私の4/5くらいは皆様の愛でできてる」と断言致します。いつも支えてくださる皆さまに感謝。






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